エボラ出血熱、鳥インフルエンザ(H7N9)、新型コロナウイルスの情報と
感染予防商品、および総合防災サービスの提供
~とくに日本の医療機関やBCP対策企業では、いま備蓄準備が必須です~
2015年1月6日 セリングビジョン株式会社 代表取締役 岡部秀也
エボラ出血熱、鳥インフルエンザ、新型コロナウイルスへの対策
<エボラ出血熱>
本年WHO(世界保健機関)が1月5日に発表したエボラ出血熱のニュースによると、世界全体の感染者は2万691人、死者8168人の拡大が続いている。
国連は、2015年末までに収束させたい意向であるが、各国に拡散しているため、完全収束はほとんど無理である。
日本、中国、欧米諸国などが、収束への人道的見地から医師・看護士などを西アフリカに数千人、派遣してきている。またジャーナリストなども現地取材に入っている。従って、現地で滞在し、感染者に接触する方々には、常に感染・発症のリスクが伴う。成田・関空などでの渡航滞在者の水際防止作戦を進めているが、日本人感染者がいつ発見され隔離治療を受けるかは、時間の問題と考えて、対策を急いでいる。(感染対策医療機関)
<鳥インフルエンザ(H7N9)>
2014年、中国において鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスに感染した患者は、前年比三倊と急増。最新の情報によれば、中国本土だけで約450人が感染し、このうち百数十人の死亡が確認されております。台湾でも確認されたヒト感染事例は4件があり、日本人にも鳥インフルエンザウイルスの感染伝播は、ほぼ確実でしょう。
現時点では熊本・宮崎・鳥取・千葉等で渡り鳥や鶏舎でのトリの感染(H5N8)はあちこちで、確認されております。
しかし、まだ、H7N9のヒトからヒトへの連続的なパンデミック感染は認められておらず、また、国内での発生報告はありませんが、事態の推移を注視しつつ、最悪の事態に備え、しっかりした準備が重要です。
<新型コロナウイルス>
また、SARSと同種の新型コロナウイルスが2012年から中東地域を中心に増加し、サウジアラビアでは、これまで1000人ほどが感染し、400人ほどが死亡とみられている。ほかの感染国は、UAE、カタール、ヨルダンなどで、旅行による感染は、米国、英国、仏国、オランダ、イタリア、ギリシャ、マレーシア、フィリピンなどで確認されている。
WHO(世界保健機構)が新型コロナウイルスはヒトヒト感染するとの見解を示しており、「全世界での脅威に位置付けられている《と警鐘を鳴らす。
(日本企業や社員、家族)
- 国内での発生報告は、まだ報告されていないものの、インフルエンザの大流行も続いていることから、手洗い・うがい・咳エチケット・人ごみでのマスク着用の励行等、日常の感染予防が重要です。
(感染が確認された地域に渡航される方へ)
- 当該地域(中国)への渡航に際しては、極力、準備をして慎重にされることをお勧めします。
現地でエボラ、インフルエンザのような症状があった、または帰国時に発熱などの症状が見られた方は、検疫所や感染症医療機関等に申し出ることが求められます。
エボラ出血熱対策情報収集
鳥インフルエンザH7N9、新型コロナウイルス対策情報収集
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