創立70周年、関電工2014年度技術・技能大会を視察して
2014年10月23日 セリングビジョン株式会社 代表取締役 岡部秀也
本日、当社は、岡部社長以下3名で、株式会社関電工(社長 水江博)の2014年度技術・技能競技大会を視察いたしました。茨城県牛久市の同社人材育成センターで、約3千人の顧客を含む関係者が一堂に会したなかで、内線、情報通信、架空送電、地中配電の四部門で計137人の選手が出場しておりました。雨天にもかかわらず、関東都道府県から選抜の選手チームは高い電柱に上り掛け声をかけつつ機敏なチームワーク仕事をして厳しい審査を受けており、感心しました。また高圧感電のシミュレーション実験、送電鉄塔の高所作業の安全かつ効果的な機材の開発、BCP向けの受電設備(キュービクル)、山側や狭隘な地下部のマンホールを掘り進める新型機械等の目を見張る実験もあり参考になりました。また体験コーナーでは、金属配管曲げや同軸コネクター作成もあり、関係者にとっても実践的でした。
今後、電工業界では、大地震、津波、火山噴火等の広域的な大災害に備えて、ますます技能継承をしつつBCP対策の真価が問われております。
日本電設工業協会(会長 山口学・関電工会長)では、「夢と生きがいのある電設業界」を目指しつつ、人手不足と技術・技能継承を挙げ、実技講習を積極的に始めていくことと聞いております。今回の実技力や講演会、展示会を通じて「人材育成」「機材開発」「先見的取組」にチャレンジされる同社の取り組みに改めて、日本企業のもつ安全安心効率的な工事力のレベルアップへの絶え間ない努力を痛感しました。また電力自由化の時代にあって、安全と効率性の重視&顧客第一の姿勢もよくわかりました。
今後の東京五輪や都市部再開発などの大型案件が目白押しのなかで、首都圏の電力・情報・通信インフラを築き、守る大きな役割を担う関電工の一層のパワーアップに期待しております。
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| 柱上作業試験
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| 耐震性のある受電設備の開発
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| 鉄塔からの墜落防止装置の開発
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| 地中送電技術の実践
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| 地中岩盤も掘削するマイクロアリトン工法
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| 新活線工具も来場者が熱心に視察
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以 上
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セリングビジョン株式会社
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