早稲田大学「トランスナショナルHRM研究会」に入会し 第一回セミナーに参加
平成22年4月30日 セリングビジョン株式会社
当社は2010年度の早稲田大学の国際研究会である「トランスナショナルHRM研究会」(白木三秀 早大政治経済学術院教授主宰)に入会いたしました。
そして年間6回の研究会のセミナーに参加いたします。
第一回の研究会は、4月28日に早稲田大学で開催され、主宰者の白木教授から、海外とくに中国などアジア諸国における「日本人勤務者」(海外派遣者)の評価やモラルのアンケート紹介、さらにグローバル企業の国境を越えたトランスナショナル組織のあり方や国際人的資源管理のあり方が問題提起されました。
海外派遣者に求められる資質と能力とは何か、さらに海外オペレーションを円滑に実施する場合の解決策についてもお話があり、大変勉強になりました。
早大では昨年度に文部科学省事業G-MAPで二千人を超えるアジア諸国の現地従業員等へのアンケート調査を実施されておりますが、その中で、日本人の「現地コミュニケーション不足」「交渉力の弱さ」などが指摘されています。
とりわけ、英語ばかりか中国語の話せる日本人財が、シンガポールや韓国に比べ、圧倒的に少ないことを改めてうかがい、語学教育とMOT(技術経営)を実施している当社としては、さらにそうしたコミュニケーションギャップを埋めるために、努力していかなければと銘記した次第です。
当日は、経済産業省産業人材政策室、富士通㈱様から日本企業活性化のカギは何か、またグローバル企業の経営課題についてもうかがい、参考になりました。
早稲田大学の関係者の皆様と、当日の懇談会でセミナー後に懇談し名刺交換をさせていただいた多くの研究会参加者に厚くお礼申し上げます。
以 上
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