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鳥インフルエンザ頻発と迅速対応の季節に 令和6年11月8日
企業も従業員に対し、「衰弱したり死んだ鳥に決して近づかないこと、また、マスク装着や手指消毒液の励行などをしっかりしなければならない」と注意を促すことが必要な季節です。 〇10月からの野鳥や家禽等への感染事例
〇農林水産省の対応 「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を開催し、今後の対応方針について定めつつ、全都道府県に対し、改めて注意喚起し、本病の早期発見及び早期通報並びに飼養衛生管理の徹底を指導や関係府省庁と十分連携を図りつつ、生産者、消費者、流通業者等への正確な情報の提供に努めるとしている。 〇東京大学国際高等研究所 新世代感染症センター( 河岡義裕 機構長)らの研究 2024年3月に米国の乳牛農場従業員で結膜炎を発症したヒトから分離されたH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスの病原性と感染伝播性について動物モデルを用いて解析。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルス(注1)はヒトに感染することは稀であり、ヒトからヒトへと効率よく飛沫伝播は起こさないものの、ヒトに感染した場合には重篤な症状を引き起こし、50%程度の致死率を有する。2020年から現在に至るまで、H5N1亜型(clade 2.3.4.4b)の高病原性鳥インフルエンザウイルスが世界的に流行しており、ヒトを含む様々な哺乳類への感染例も報告されている。2024年3月以降、米国の14の州の乳牛においてH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染例が報告された。また、ウイルスに感染した牛の乳汁、体液を介したヒトへの感染例も報告されており、ヒトでのウイルスの感染拡大が懸念される。 ヒトから分離された牛由来高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスの病原性と感染伝播性 | 東京大学 以 上 <お問い合わせ> セリングビジョン株式会社 〒105-0003 東京都港区西新橋1-9-1 ブロドリー西新橋ビル8F TEL:03-5251-3101 FAX:03-5251-6020 mail:info@sg-vn.com |