新型コロナ5類移行で1年過ぎたが油断大敵!



令和6年5月8日
セリングビジョン株式会社

     早いもので2020年初頭から新型コロナにより世界はパンデミックとなり、3年以上、大騒ぎしたが、日本では5類移行となって1年が過ぎた。公の行事でもマスクをしなくて済んでいるが、電車、バス、買い物等の混み合う場所では、依然としてマスク姿の方々を多く見かける。確かに新型コロナの流行は鈍化してきているが、コロナ株も変異を繰り返しており終息に至らず、今後も予断は許さない状況と考えた方がいいだろう。専門家は、2022年度までにすでに4割以上の人々が、感染し、多くはワクチン接種もあり、免疫は獲得して、重症化率も下がっているという。とはいえ特に持病をもつ高齢者は重症化しやすく、感染しない対策が必須である。周りには後遺症に苦しむ方々も依然多い。

     企業のBCM(事業継続経営)の視点からすると、新種のコロナ株の発生が世界的に発生し、それらが混合し、ワクチンが効きにくい重症化する強毒性の突然変異株が発生する可能性も否定できないため、常に高機能マスク、アルコール消毒液、防護服といった備蓄と、リモート業務に移行する訓練が必要だろう。

     さらに、重症度の高い溶連菌や鳥インフルエンザ(H1N1)も気にかかる。H1NIは動物同士の感染や、わずかに動物から人への感染が散見されるが、ひと・ひと感染の爆発もありうる。

     企業も、次の感染症の危機に備えて、常に準備しておくことが必要だ。


    以 上


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