デルタ株、医療崩壊、全国蔓延への緊急対策



令和3年8月19日
セリングビジョン株式会社


世界、とくに日本での新型コロナウイルス、デルタ株が全国的に蔓延し19日には初めて25000人を上回る感染者を記録した。実質的に医療崩壊の段階と感染対策医師らは語る。関東の医療機関は新規感染者を受け入れできず、感染者は在宅療養を強いられ、在宅で亡くなる有事の災害が続いている。産婦人科もコロナ対策は限られ、妊婦の不幸な事故も生じて不安も募るばかりである。
デルタ株は、極めて感染しやすく、ワクチンの二回(フル)接種者以外は重症化させる傾向にある。いまは、ワクチンフル接種者以外の感染が急増し、50代以下とくに10代、20代が感染する率が高い。そして、家庭内感染を引き起こす。
フルワクチン接種50%の米国でも、感染爆発の段階にあり医療崩壊もひっ迫している。

有事危機に対し何をすべきだろうか。
感染を抑制するため最低限、以下を緊急提言したい。

@N95相当マスクか不織布マスク着用
デルタ株の感染粒子について明確なデータはない。しかし超微細なウイルスの細胞着床による感染も否定できないと医療関係者は言う。エアロゾル感染、空気感染のマイクロ飛沫(0.1〜0.3μm)の微粒子を防ぐマスク(N95、N99マスク相当)の着用。少なくとも不織布マスクは必須。布やウレタンは不安。

A家庭内でも企業内も学校も、政府、自治体関係者の会議や会見時にマスク着用
→マスク嫌いの米国でもマスクはマンデイト(強制)する自治体が増えている。

Bあらゆる場所でアルコール手指消毒の徹底
アルコールが安心で手荒れ配合剤が入ればベター。

Cワクチンフル接種
二回早急に。三回目のブースター接種は、国民全体がフル接種できる見込みを得てからだろう。

D国会、都道府県の審議、会議はオンラインに
企業などには在宅オンライン7割を求めているのだから、国会も自治体もマスメディアも自ら極力、オンライン会議やスタジオ外の放映を示すべきではないか。場所は問わないのだから。それがソーシャルディスタンスだろう。遅ればせながら、まず隗より始めよを実践してほしい。

D今後は大イベント自粛
東京五輪、パラリンピック、高校野球など人流促進につながる大イベントが続出しており、当然、人流が増えて感染対策をしても感染者は発生する。医療機関もパニック寸前と聞いている。緊急事態宣言を発出し国民に外出制限を課してしているなかで、人流を引き起こすスポーツビックイベントを奨励すべきかあるいは制限すべきか、答えはすでに出ている。

企業のBCM(事業継続経営)のためにも皆さま、感染対策にくれぐれもご留意ください。
コロナ対策や対策商品については、セリングビジョンにお気軽にお問い合わせください。


<お問い合わせ>
セリングビジョン株式会社
〒105-0003
東京都港区西新橋1-9-1 ブロドリー西新橋ビル8F
TEL:03-5251-3101
FAX:03-5251-6020
mail:info@sg-vn.com