潟nタ研削<長野県>との販売提携について

〜光ファイバー・ネットワーク技術で世界的にユニークな日本の中堅製造業〜

                           

平成18年8月28日
セリングビジョン株式会社
取締役社長 岡部秀也

 セリングビジョンは、このたび長野県安曇野市を本拠としてFTTH用光ファイバー・ネットワーク技術で先見的な技術力を有する潟nタ研削(社長:畠山泰彦氏。www.v-hataken.co.jp)と販売提携を致しました。
当社は潟nタ研削の首都圏における販売代理会社としてブロードバンド需要が加速するIT高度化社会のなかで積極的な活動を展開していきます。

 潟nタ研削はFTTH用光ファイバー関連の技術や先端加工技術を誇り、平成15年には地元である長野県から中小企業向け「技術力等支援資金」として1億円の無担保・無保証融資を受け、また平成16年には大手都市銀行(当時)が1億円の無担保社債を引き受けるなど、その技術力はかねてから高い評価を受けています。今後のFTTHを主体とする需要拡大に伴い、国内はもとより、米国、中国、韓国等の通信機器メーカーと各種技術支援、NDA(守秘義務契約)に基づいた下記のような積極的なアクションを展開中です。

  1. 光ファイバー・ネットワーク、特にPONシステム構築に不可欠なスプリッター製品の中核部品であるV溝基板、PLC機器用ファイバー・アレー(FA)の量産対応とともに、それらを使用したPLC型スプリッターの実装開発および量産組み立てに関し海外パートナーとの連携を強化中(PLCチップ、光ファイバーとの接合技術からコネクタ、カセット・ケース、パッケージ・ボックスの実装の検討。中核となるV溝基板事業においては精度・安定供給能力の強化で世界市場の7割前後のシェアを持つ)。

  2. 世界的な受注拡大に対応するため、工場、試験センターの大規模な増設を展開中。

  3. FA(Fiber Array)事業においては画期的な自動化プロセスの導入に成功、2006年内の本格
    稼動を視野に入れている。

  4. 同社の伝統的な基盤技術であるセラミック材使用の精密部品やスティール材使用の各種多機能製品の開発・製造技術においても引き続き強化中で半導体製造装置、各種ベンディング機器、原油掘削装置の中核部品を製造中。

以上





ハタ研削殿の畠山社長と当社社長で撮影